当社に伝来する宝物や今日境内付近で出土した土器石器類、武具・奉納額など収蔵展示しています。

公開日 例祭日(九月三十日〜十月一日) 無料公開
その他団体見学ができます。
顔面把手付釣手形土器
(がんめんとってつきつりてがたどき)
-重要文化財-
 井荻三丁目(現在地:善福寺一、二丁目及び西荻北四丁目)から出土した縄文中期のもので、関東地方等で見られます。内側には火を灯した痕跡があり、何らかの儀式に用いられたと思われます。
板絵着色遅ノ井伝説図
(いたえちゃくしょくおそのいでんせつず)
-杉並区指定文化財-
 天保十一年(1840)に上井草村の本橋氏が奉納したもの。
その昔、源頼朝公は二十八万四千の大軍を率いて奥州藤原氏征伐に向かい、途中にこの地に立ち寄られました。折悪しくも旱魃のため将兵の飲水に困り、源頼朝公自ら弓の本筈で地面に穴を穿ち、水を求め、七度目でようやく水が湧き出しましたが、水の出があまりに遅かったので「遅の井」と名付けたと言われています。この井水が善福寺池の源泉となり、当地を遅野井と呼ぶようになったと伝えられており、当社も古地名を冠し遅野井八幡宮と言われておりました。
 頼朝公の恩徳を称え、伝説にあやかって水の恩恵を受け、豊作を祈願する農民の心情がこの板絵の奉納になったと考えられます。
板絵着色榛名山社頭図
(いたえちゃくしょくはるなさんしゃとうず)
-杉並区指定文化財-
 群馬県榛名山を信仰する井草村の人々が文政十二年(1829)に奉納したもの。160×121cmの大画面に当時の榛名神社の社殿や参拝者の姿が力強い筆勢で描かれています。江戸期の信仰形態や風俗習慣を知るうえで貴重な資料です。


氏子区域内や周辺の人々が明治・大正・昭和初期までに実際に使用していた衣食住に関わる生活用具等、約六〇〇点を収蔵展示しております。現在、その大半が一括して東京都有形民俗文化財に指定されている貴重な資料です。

開館日 入館料
(令和6年度)5月4日・9月8日

開館時間 午前10:00〜午後3:00
大 人(中学生以上) 200円
小学生 100円
※上記の開館日以外に団体で見学希望の場合は事前にお問い合わせ下さい
高機
(たかはた)
鏡台
(きょうだい)
角樽
(つのだる)
有明行燈
(ありあけあんどん)
長火鉢
(ながひばち)
千石
(せんごくどうし)
転棒
(くるりぼう)
唐箕
(とうみ)
座繰
(ざぐり)
唐臼
(からうす)

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